2015年10月22日
まちなか図書館を考える(13)
水曜日に、それまで4回開催された会議の成果発表を行って、
9月から参加していた「まちなか広場」整備に関する検討会議を
終えました。
発表の会場は聴衆で半分程埋まっていて、この問題に関する
関心の高さが伺われました。発表を行った各委員とも流暢な
プレゼンで、自分もかくありたいと思いました。
ただ、会場からの各委員の発表に対するツッコミが今ひとつ
薄かったのが不安材料です。まだ広場がどうあって欲しいか
ピンと来ていないのか、或いは単に聴衆の皆さんが奥床しい
性格な為だったのかも知れません。
会議の成果発表は成功裏に終わりましたが、自分としては、
準備不足の為に、この会議では毎回凡庸な提案しか
できなかった事が悔やまれます。
その一方で、自分が参加する事ができなかった「まちなか図書館」
に関する実施計画策定懇談会について当初、市の報告を見る限りは
去年行われたワークショップの内容と同じなのでは無いかと不安に
思っていましたが、回を重ねる毎に内容が煮詰められていて、また、
これから主な利用者となるだろう若者の意見が良く反映されている
ので、最終の報告内容に大きな期待を寄せています。
図書館、広場ともこれから会議の成果を市議会に諮り、その後、
年度末に素案の発表とパブリックコメントの募集がある様なので、
その際には、今回の委員会では提案し損ねた事を改めてコメント
できればと思っています。
話は逸れますが図書館計画に関連する話題としては、メディアで
多数報道されていた、武雄市図書館のリニューアルを担当した
CCCに依頼した図書館計画を、住民投票によって白紙撤回するに
至った、小牧市の市民説明会の会議録の内容が圧巻で、ここまで
市民が意見を出せるのは、それだけ彼らが地域の将来について
真剣に考えている事が伝わって来て、羨ましく感じられました。
小牧市の場合は、前市長の時代に駅前のビルの空き床対策として
老朽化した中央図書館の移設が考えられていたのを、市長の交代
に伴って計画を一旦白紙にして、新規に図書館を建設する事に
した事と、その図書館の設計と運営にあたって、市がCCCに
全面的に委託した事、そして予算が増大した事が議論の焦点と
なった様です。
小牧市の議論に倣うと豊橋市の場合は、中央図書館の移設では
無く、駅前に図書館を新設するので状況は異なりますが、既に
市内で3館の図書館を運営している為、新たな図書館の建設と
運営に当たって、その予算及び費用対効果についての説明は
建設に賛成の立場からも重要と考えます。
今後も「まちなか図書館」計画について、一市民として注目
して参ります。
9月から参加していた「まちなか広場」整備に関する検討会議を
終えました。
発表の会場は聴衆で半分程埋まっていて、この問題に関する
関心の高さが伺われました。発表を行った各委員とも流暢な
プレゼンで、自分もかくありたいと思いました。
ただ、会場からの各委員の発表に対するツッコミが今ひとつ
薄かったのが不安材料です。まだ広場がどうあって欲しいか
ピンと来ていないのか、或いは単に聴衆の皆さんが奥床しい
性格な為だったのかも知れません。
会議の成果発表は成功裏に終わりましたが、自分としては、
準備不足の為に、この会議では毎回凡庸な提案しか
できなかった事が悔やまれます。
その一方で、自分が参加する事ができなかった「まちなか図書館」
に関する実施計画策定懇談会について当初、市の報告を見る限りは
去年行われたワークショップの内容と同じなのでは無いかと不安に
思っていましたが、回を重ねる毎に内容が煮詰められていて、また、
これから主な利用者となるだろう若者の意見が良く反映されている
ので、最終の報告内容に大きな期待を寄せています。
図書館、広場ともこれから会議の成果を市議会に諮り、その後、
年度末に素案の発表とパブリックコメントの募集がある様なので、
その際には、今回の委員会では提案し損ねた事を改めてコメント
できればと思っています。
話は逸れますが図書館計画に関連する話題としては、メディアで
多数報道されていた、武雄市図書館のリニューアルを担当した
CCCに依頼した図書館計画を、住民投票によって白紙撤回するに
至った、小牧市の市民説明会の会議録の内容が圧巻で、ここまで
市民が意見を出せるのは、それだけ彼らが地域の将来について
真剣に考えている事が伝わって来て、羨ましく感じられました。
小牧市の場合は、前市長の時代に駅前のビルの空き床対策として
老朽化した中央図書館の移設が考えられていたのを、市長の交代
に伴って計画を一旦白紙にして、新規に図書館を建設する事に
した事と、その図書館の設計と運営にあたって、市がCCCに
全面的に委託した事、そして予算が増大した事が議論の焦点と
なった様です。
小牧市の議論に倣うと豊橋市の場合は、中央図書館の移設では
無く、駅前に図書館を新設するので状況は異なりますが、既に
市内で3館の図書館を運営している為、新たな図書館の建設と
運営に当たって、その予算及び費用対効果についての説明は
建設に賛成の立場からも重要と考えます。
今後も「まちなか図書館」計画について、一市民として注目
して参ります。
Posted by ttakeo at 12:46│Comments(0)
│文化