2015年05月21日
まちなか図書館を考える(6)
先日応募した「まちなか図書館」の
実施計画策定懇談委員は、残念ながら
選に漏れてました。書類選考だったから、
やはり三題噺みたいに適当に考えを
まとめただけの論文では駄目だったの
かなぁ。
今後も、市民から意見を募る場面は
有ると思うので、機会がある毎に
意見を寄せようと思うのです。
「まちづくり、人づくりにつながる図書館の可能性」
【背景】
現在、地球全体で情報化・グローバル化が進行し、
かつて先進国と呼ばれた地域では少子高齢化が
進展している。これらは危機でも機会でも
有り得るが、日本ではそれらの変化への対応が
遅れ、特に人口減少の速度について懸念される。
【まちづくり】
まちとは人が集中して生活する環境であり、
生活のためのインフラが集中して整備されている。
農業が主だった時代には農村の余剰人員を吸収する
場であり、人員の集中が工業化・商業化を促した。
近年、情報化・グローバル化が進展する事によって
産業の合理化が進み、工場・事務所に必要な人員が
減少した為、まちに人が集中して住む必要性は余り
高くなくなりつつある。
しかし、情報化では補えない部分が人にはまだ
残っており、情報化が進展する程に、人々は直接
顔を合わせる機会を求める。新たなまちの定義は
単に人が集中して生活する環境から、人と人が
直接出会う為の環境へと変わるだろう。
【人づくり】
社会の在り方について、少数者で決定してしまう
賢人政治の形式をとっていない日本では、社会の
在り方について一人一人が責任を持たざるを得ない。
社会には様々な人が居ても良い。様々な人々が
いる事によって、逆に一つの選択には重い意味が
現れる。
また、情報化された社会では、生涯を通して知識を
常に更新する必要がある。
そして、ITやロボットが人間の仕事を置き換えつつ
ある中で、人にしかできない仕事を追求する必要が
ある。それは、創造性を伴った仕事であり、創造性
は感性と論理が交わる所に現れる。自分の心の中に
現れる「なぜ?」を考える人が増えれば、世の中は
少しづつ変わっていくだろう。
人づくりとは昔と変わらず、自分で考え、新たな
文化を創造し、未来を選択できる人々を育てる事
である。
【図書館の可能性】
今後、数十年を掛けて市街中心部の年齢構成が変わって
行く事が予想される。これは、数十年を掛けて、その蔵書
を完成して行く図書館と運命を共にしていると言える。
日本全体を見ても少子高齢化が進行する状況で、人口減は
避けられない。グローバル化の進展と共に日本語を母語と
しない人々とも協調して行く必要も現れる。
個々の地域で起きている問題は、日本全体、あるいは
世界全体でもいずれ起きる問題である。その問題を解決する
ヒントを見つけ、交換する事によって地域間の競争を
協創に変える事は未来への希望である。
その為には自分で考え、創造する人々が増えなくては
ならない。
考える力を養う方法の一つとして、著者の考えを自分の
速さで理解できる読書は有効である。読書では情報が
一方向に偏りがちなネットに較べ、それまで知らなかった
視点に立てる機会が多いだろう。
図書館は読書の機会と、ネットでは得られない出会いの場を
提供する事で、効率化が進展する社会が取りこぼした
部分を補い、まちづくり、人づくりに貢献できると
考える。
実施計画策定懇談委員は、残念ながら
選に漏れてました。書類選考だったから、
やはり三題噺みたいに適当に考えを
まとめただけの論文では駄目だったの
かなぁ。
今後も、市民から意見を募る場面は
有ると思うので、機会がある毎に
意見を寄せようと思うのです。
「まちづくり、人づくりにつながる図書館の可能性」
【背景】
現在、地球全体で情報化・グローバル化が進行し、
かつて先進国と呼ばれた地域では少子高齢化が
進展している。これらは危機でも機会でも
有り得るが、日本ではそれらの変化への対応が
遅れ、特に人口減少の速度について懸念される。
【まちづくり】
まちとは人が集中して生活する環境であり、
生活のためのインフラが集中して整備されている。
農業が主だった時代には農村の余剰人員を吸収する
場であり、人員の集中が工業化・商業化を促した。
近年、情報化・グローバル化が進展する事によって
産業の合理化が進み、工場・事務所に必要な人員が
減少した為、まちに人が集中して住む必要性は余り
高くなくなりつつある。
しかし、情報化では補えない部分が人にはまだ
残っており、情報化が進展する程に、人々は直接
顔を合わせる機会を求める。新たなまちの定義は
単に人が集中して生活する環境から、人と人が
直接出会う為の環境へと変わるだろう。
【人づくり】
社会の在り方について、少数者で決定してしまう
賢人政治の形式をとっていない日本では、社会の
在り方について一人一人が責任を持たざるを得ない。
社会には様々な人が居ても良い。様々な人々が
いる事によって、逆に一つの選択には重い意味が
現れる。
また、情報化された社会では、生涯を通して知識を
常に更新する必要がある。
そして、ITやロボットが人間の仕事を置き換えつつ
ある中で、人にしかできない仕事を追求する必要が
ある。それは、創造性を伴った仕事であり、創造性
は感性と論理が交わる所に現れる。自分の心の中に
現れる「なぜ?」を考える人が増えれば、世の中は
少しづつ変わっていくだろう。
人づくりとは昔と変わらず、自分で考え、新たな
文化を創造し、未来を選択できる人々を育てる事
である。
【図書館の可能性】
今後、数十年を掛けて市街中心部の年齢構成が変わって
行く事が予想される。これは、数十年を掛けて、その蔵書
を完成して行く図書館と運命を共にしていると言える。
日本全体を見ても少子高齢化が進行する状況で、人口減は
避けられない。グローバル化の進展と共に日本語を母語と
しない人々とも協調して行く必要も現れる。
個々の地域で起きている問題は、日本全体、あるいは
世界全体でもいずれ起きる問題である。その問題を解決する
ヒントを見つけ、交換する事によって地域間の競争を
協創に変える事は未来への希望である。
その為には自分で考え、創造する人々が増えなくては
ならない。
考える力を養う方法の一つとして、著者の考えを自分の
速さで理解できる読書は有効である。読書では情報が
一方向に偏りがちなネットに較べ、それまで知らなかった
視点に立てる機会が多いだろう。
図書館は読書の機会と、ネットでは得られない出会いの場を
提供する事で、効率化が進展する社会が取りこぼした
部分を補い、まちづくり、人づくりに貢献できると
考える。
Posted by ttakeo at 23:32│Comments(0)
│文化